積立型のオンロード、返済型のラリー
こんにちわ!
犬でございます!
いよいよ 4WD ラリーが始まった我がチャンネルの Dirt Rally 2.0 シリーズ、相変わらずキャッキャウフフと楽しんでおります。
さて、直近で海外出張があった都合上、一部集中して収録する形になりました。
なので、配信は少し先の話になりますが、走っている中で、少々、”掴んだ”かもしれません。
間違っているかもしれませんが、Forza Motorsport をはじめとした周回レースと、Rally のような Point to Point のレースにおける、考え方の違いです。
旧来、あまりラリーゲームで遊んだことの無い僕。
必然的に、オンロードの周回レースの考え方しかありません。
周回レースでタイムを出すには、いわば「事前積立型」の準備が必要です。
・コーナーの進入速度
・ブレーキング & リリースポイント
・ステアリングの切り込みタイミングと量
・アクセルを開けるタイミングと量
・路面の状況やクセに合わせたリカバー
これを、何週も何週も走りながら、各コーナーの最適解を探していきます。
最適解に近づくにつれて、「曲がり方」が決まっていきます。
より煮詰めた、効率的な「曲がり方」を構築して、それを実現できるドライバー程、良いタイムが出る。
周回を重ねられるからこそ、イレギュラーが極端に少なく、計画精度と遂行力が問われてきます。
しっかりと計画を積み立てて、十分な準備が整った時に初めて、素晴らしいタイムが刻めます。
ちゃんと欲しいモノの金額が分かっていて、きっちり積み立ててキャッシュで一括。
そんな感じです。
(ドッグファイトになると、多少の冒険も必要ですが)
一方、ラリーのような Point to Point のレースでは、僕は「借金返済型」の考え方が必要なのかな?という事を感じました。
ラリーでは
・同じコーナーには 2度と出会わない
・角度も道幅もざっくりとしか分からない
・路面の状況も分からない
・その先のコーナーも同じく
こんな感じでしょうか?
ようは「積立ようが無い」んですね。
いくら積み立てればいいか分からないんです。
なので、現在進行形の動画では僕は
・余裕を持って速度を落とす
・マージンを残したブレーキ
が前提になってしまっています。
欲しい物の値段が分からないので、だいぶ多めに積み立てているような状態ですね。
この前提で多少冒険をしたとしても、タイムが出るはずはありません。
でも、ある日。
試行錯誤の中で思いつきました。
「あれ?借金しちゃえばいいんじゃね?」
という事に。
つまり、
・とりあえず、オーバースピードでコーナーに突っ込む(借金発生)
・予定と違ったら、あの手この手でコース内に留まる(返済努力)
みたいな感じでしょうか。
借入金額を決定づけるのは
・コドラのナビ
・己の勇気
です。
そもそもが「マイナススタート」なので、きっちり返済すれば、マージンは発生しないので、いいタイムが出るはずです。
返済できなければ、コースアウトするだけ。
なので、コースアウトを防ぐ為に、あの手この手で返済努力をします。
・左足ブレーキ
・サイドブレーキ
・パーシャルアクセル
・場合によってはわざとぶつける
ラリーは「とりあえず突っ込む」勇気と、「帳尻を合わせる」能力のバランスでタイムが決まるのかしら?という事。
ぶっちゃけ、コーナーのたびに「博打を打っている」様なもんなんです。僕からしたら。
そりゃ、積み立て型を極めたドライバーたちから、
「F1ドライバーは頭のネジが飛んでる、ラリードライバーは飛んでいったネジの方」
なんて言われる背景も理解できる気がします。
「壊し屋マクレー」の「ペダルはとりあえず床まで踏む」なんて言う言葉も、なるほど、ですね。
果たして、この気づきがあっているか、大外れか。
楽しんでまいりましょう!
犬でした!
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