RDR2:アーサーの想い。

こんにちわ!
犬でございます。


いやはや。
本日は恥ずかしながら、泣き虫動画の公開となりました。

Red Dead Redemption 2


まだの方は、ぜひ動画をご覧になられてください。


おそらくまだゲームも途中ですが、なんという人間臭いストーリーなんでしょう。
ほとんどの登場人物は、想い、悩み、苦しみ、その上で未来を選択をしています。


主要な人はもちろんですが、モリーだって、あんな嘘をついた気持ちもわかります。
酋長だって、その葛藤と想いが、アリアリと伝わっています。

そして、アーサーも。
結核にかかる前と後で、ずいぶんと心もちが変わっていきます。

僕なりの解釈ですが、きっと、自分が居なくなった未来、その時の仲間たちの幸せを願ったんじゃないでしょうかね。

「自分が居れば、守って行ける」でも、「もうすぐ自分はいなくなる」。

だからこそ、残された時間の中で、残された生の中で、手が届く順に、仲間たちの未来を守ろうとしていたんだと、思います。

自分が居なくなっても、仲間たちが少しでも幸せに近づいていられるように。
その為に、自分の命を、使おうと思ったんだと、思います。

あるいは、狂ったダッチの犠牲になる人を少しでも減らそうと、ダッチの罪を償おうとしているようにも、見えました。

自分の命を使って。



自分は、散々他人の命を「奪って」「失わせて」来たのに、自分の命は意味を持って「使い」たい。
人によっては、なんと傲慢と、非難するかもしれません。


でも、それしか、ないんじゃないですかね。

不治の病をきっかけに、視点が変わり。
今までのやり方じゃ、未来を守れないならば、やり方を変えるしかない。

それに気づくのが遅くとも「もう遅い」「いまさら」とあきらめるのではなく、限られた中で出来る事をする。自分を変えていく。


それしか、ないんじゃないですかね。



時は進んで、声変わりが始まったジャックと、ジョンさんと、アビー。
口調はケンカっぽいですが、そこには平穏があり、愛があり、思慕があります。


家族そろって馬車に乗り、未来に思いをはせる事ができている。
過去に呪われ、今をおびえる姿はありません。


もう僕はダメでした。
アーサーに、この絵を、この姿を、見せてあげたかった。
キミの命は、見事に使えたと、彼らの未来を作ったと、教えてあげたかった。


アーサーが愛馬を看取る時。

字幕では「すまない」と表示されていますが、彼が口にした言葉は「Thank You」でした。
命を失った事に、寿命半ばで散る事に「すまない」と謝るのではなく、自分とともに歩んできた今までに、自分を生きながらえさせてくれた馬の生に「Thank You」と伝える事で、その死を讃えたように感じました。


僕も、アーサーを讃え、それを本人に伝えてあげたかった。


確かに、涙もろい僕ですが、ここまで心から泣いた作品は、映画や本を合わせても、なかなか有りません。


収録が終わった後も、おどろくほど泣いてました。
翌朝は、少し瞼が腫れぼったくなってました。


まだエンディングは迎えていませんが、我慢できずに、ここに感想を残します。

犬でした!

Prankdogs@Web

アラフォーのサラリーマンがお送りする、乗り物ゲームライフ。 派手で華やかな若者が活躍するゲーム実況界だけど、 地味なゲームを静かに配信するオジサンがいてもいいじゃない。 動画は YOUTUBE でご覧ください。

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